受験浪人をすることのメリット、デメリットとかなんとか【なんとかの部分長め】
センター試験を計三回も受けた(※)受験浪人のエキスパートである僕が、メリット、デメリットを含め、若干長い話をします。
よろしければ、最後までお付き合いください。
後半はオッサンの説教のようになっていますから、読み流していただいて結構です。
※なぜそんなことになったのかは、恥をさらすようですが、この記事を読んでください。
まずはメリットとデメリットからどうぞ。
※注意:長いです。
目次
メリット
メリットは3つです。
再チャレンジできる
絶対、志望校を諦めたくないという人にとっては大きなメリットです。
偏差値が上がる(ので志望校に合格できる、かも)
真面目にやれば、の話です。
人生を見つめ直せる
これは個人差があります。
大学へ行くのは何のためか、というところに考えが至ってほしいと思っています。
そして、そこで真剣に考えた結果、志望校が変わることもあるでしょうし、変わらないかもしれません。
しかし、この『何のために大学へ行くのか』ということは必ず考えてほしいことです。
高校生の頃から考えているのであれば話は別ですが、僕のように高校時代、部活の記憶しかない人間にとっては大きな意義があるはずです。
デメリット
デメリットは4つです。
経済的負担
これはかなり大きな問題です。
なんせ予備校の費用だけで50~70万円、それに次の年の受験料、交通費、食費などを含めると100万円近くになります。
社会人になるとわかるのですが、100万円というお金はそう簡単には貯まりません。(一般家庭の場合)
もちろん、親御さんはこういうときのために、と考えて貯金をされていると思います。
しかし、それは可愛い息子や娘のために親御さんが一生懸命働いて貯めたお金だということを忘れないでください。
必ず志望校に合格できるわけではない
浪人生全体の第一志望合格率がどの程度かはわかりません。
(そんな調査をしても予備校にメリットがないからでしょうか)
しかし、浪人した人が必ず合格できるわけでないことは、おわかりいただけると思います。
少なくとも僕に限っていえば、第一志望に合格できませんでした。
【参考】
2015年の合格者における現役生の割合
東大前期(2015年)に限って言うと、66.7%が現役生だそうです。
http://resemom.jp/article/2015/03/11/23437.html
京大も学部によって差はありますが、60~70%が現役生のようですね。
下記データは京大合格者における現役生の占有率を取り上げています。(2008~2015年)
http://kyodai.kawai-juku.ac.jp/entrance/data/occupancy.php
欲が出る(その結果、更なる上位校を目指す)
僕のように高校時代、ロクに勉強しなかった人間は春先に少し勉強しただけで成績が伸びます。
これは当然です。
だからと言って、欲を出して志望校のランクを上げると、痛い目を見る可能性が出てきます。
なぜなら、春先は現役生もまだまだ受験対策が不完全なので、相対的に浪人生の成績が良く見えます。
それに加えて、「せっかく浪人したんだから」というよくわからない思考に陥ると、余計に危険です。
あくまで客観的に自分と周りの状況を見て、行動してください。
戻るべきところは一つです。
『何のために大学へ行くのか』です。
同級生より年齢が一つ(もしくはそれ以上)上になる
大学に入った後の話です。
体育会系の人にとっては多少の違和感があるかもしれません。
まあ、お互いにあまり気にしなければ、何の問題もありません。
社会に出れば年齢の差は関係ないのだから、早めにそれに慣れておくというのもいいかもしれません。
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メリットかつデメリット
メリットともデメリットとも、どちらともとれることです。
考え方次第ですね。
一度、受験を経験しているという経験値
これはメリットというよりアドバンテージと言うべきでしょうか。
とはいえ、二度目は失敗できないというプレッシャーがかかるので、人によってはデメリットにもなるかもしれません。
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