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ドラッカーが仕事について語った18コの言葉を挙げてみる

ピーター・ドラッカー

By: IsaacMao

 

近年では、『もしドラ』(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)のヒットで、再びその存在が注目されたドラッカー

現代経営学の基礎を作った人物として有名です。

 

経営学やマーケティングを習うと必ずドラッカーに必ず行き当たります。

というのも、マネジメントに関するコンセプトの大部分をドラッカーが発案したからです。

 

僕自身は不真面目だった大学生のときにドラッカーと出会いましたが、その本質をつく言葉に思わず引き込まれ、著作を貪り読んだ記憶があります。

洋の東西を問わず、普遍的な価値があるということを教えてくれた人物ですから、【なぜ自分は今、これをやっているのか】のような疑問を持ったときに読み返してみるといいかもしれません。

 

個人的に感じたことをつけていますが、必要ない方はドラッカーの言葉だけ摘まんでください。(笑)

では、どうぞ。

 

多くを求めるなら

少ししか求めなければ成長しない。
多くを求めるならば、何も達成しない者と同じ努力で巨人に成長する。

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

目標設定の大切さについても教えてくれている気がします。

大きな目標を掲げて、必ずこれをやるんだという気持ちで毎日過ごしていれば、その目標に向けて努力するし、そうしていけば多くのものを得られるはずです。

 

成果をあげる人は

成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

『非営利組織の経営』

 

【個人的に感じたこと】

これは個人的にとても共感したことです。

僕が知っている人で、大きな成功を収めた人のほとんどが普通の人なんですよね。(大きな成功の定義にもよりますけど、それはおいといて)

会って話していても特別スゴイという印象は受けないことが多いんです。

でも、全員に共通する点がありました。

話を聞いていると、毎日やることを決めていて、それを淡々とこなしているという印象があるんです。

そして、わからないことは知っている人にすぐに聞きに行き、成功への最短ルートを進んでいましたね。

そういう人たちは成功するべくして成功したんだなと思わされました。

 

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人並みの能力があれば

普通の人であれば、実践的な能力は身につけられる。
卓越はできないかもしれない。
卓越するには特別の才能が必要である。
だが成果をあげるには、人並みの能力があれば十分である。

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

僕を含めて多くの人が『普通』と呼ばれる能力しか持っていないと思います。

でも、その普通であること、普通のことができさえすれば、ある程度の成果をあげられるということをドラッカーが教えてくれています。

前項の言葉にもある通り、要は正しいやり方を知っているかどうかということです。

わからなければ、知っている人に聞きに行きましょう。

つまり、『高級車が欲しければ高級車に乗っている人にどうやって買ったか聞きに行くのが一番いい』ってことです。

 

真のマーケティング

真のマーケティングは、顧客から出発する。
すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する。

『チェンジ・リーダーの条件』

 

【個人的に感じたこと】

これは僕も仕事しているときにいつも気をつけていることです。

ともすればマーケティング理論だとか売れる方法だとか、実際に買ってくれる人を無視した考えや手法に目を向けてしまいがちです。

しかし、それらの考え方、手法も実際の経済活動があってこそ生まれてきたものです。

マーケティングの本質は顧客から、もっと言ってしまえば人間です。

そのことを忘れないようにしたいですね。

 

受け手の言葉を使う

ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と解いた。
コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。
受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。

『マネジメント』

 

【個人的に感じたこと】

これも僕が仕事中に気をつけていることです。

別のサイトでも紹介しましたが、本当に伝えようと思ったら顧客が使っている言葉を使わなければいけません。

 

僕がいるウェブ業界の話でいうと、『ホームページ』という言葉です。

業界内で話すとき、『ホームページ』と呼ぶことはありません。

単に『サイト』もしくは『ウェブ(サイト)』と言います。

しかし、顧客となる人たちは未だ圧倒的に『ホームページ』という言葉を使っているので、外部に対してはそう呼称しています。

 

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強みに集中せよ

不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。
自らの強みに集中すべきである。
無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。

『明日を支配するもの』

 

【個人的に感じたこと】

これは有名な言葉なので、ご存知の方も多いと思います。

 

時間は有限ですから、やるべきことを絞るにあたって、強みに集中した方が成果をあげられるということです。

考えてみれば当然ですが、強みを伸ばす方が楽にできるでしょうし、成果も出やすいはずですよね。

そうすれば成果が目に見えるので、楽しくなって更に強みを伸ばす方向に進めそうです。

 

とはいえ、不得手なことを完全に放置しておけということではありませんから、そこだけ注意した方がいいかもしれません。

 

成果をあげるための能力

成果をあげるための実践的な能力は五つある。
第一に、何に自分の時間がとられているかを知り、残されたわずかな時間を体系的に管理する。
第二に、外部の世界に対する貢献に焦点を合わせる。
第三に、強みを中心に据える。
第四に、優先順位を決定し、優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中する。
第五に、成果をあげるよう意思決定を行なう。

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

これは前項で紹介した言葉も含まれていますね。

というより、この通りにやれれば、ある程度の成果が出そうな気がするのは僕だけでしょうか。

 

優先順位の決定、四つの原則

優先順位の決定には、いくつかの重要な原則がある。
すべて分析ではなく勇気にかかわるものである。
第一に、過去ではなく未来を選ぶ
第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。
第三に、横並びではなく独自性をもつ。
第四に、無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

優先順位を決定するにあたって、必要なものは分析ではなく勇気だとドラッカーが言っています。

すべての意志決定がこうである必要はありませんが、大事なときはこの原則を思い出してくれということでしょう。

 

組織にいて成果をあげるには

組織に置いて成果をあげるには、自らの価値観が組織の価値観になじまなければならない。
同じである必要はない。
だが、共存できなければならない。
さもなければ心楽しまず、成果もあがらない。

『明日を支配するもの』

 

【個人的に感じたこと】

僕も今、組織にいますが、価値観の全てが同じであるわけではありません。

しかし、共感でき、共存できると感じているので、所属しています。

 

その価値観が自分と全く合わないということでしたら、その組織は去った方が賢明だと個人的には思います。

 

目標管理が意味するところ

目標管理こそ、組織内のコミュニケーションの前提である。
目標管理においては、企業もしくは自らの部門に対し、いかなる貢献を行なうつもりかを明らかにしなければならない。

『マネジメント』

 

【個人的に感じたこと】

個人的な目標管理であっても、それこそが組織内においてはコミュニケーションを円滑にしてくれますよね。

同じチームで仕事をしているのに、『何をしているかわからない』、『どこまでやったかわからない』では、連携も上手くとれません。

 

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プロフェッショナルの条件

厳しいプロは、高い目標を掲げ、それを実現することを求める。
誰が正しいかではなく、何が正しいかを考える。
頭のよさではなく、真摯さを大切にする。
つまるところ、この真摯さなる資質に欠ける者は、いかに人好きで、人助けがうまく、人づきあいいがよく、有能で頭がよくとも、組織にとって危険であり、上司および紳士として不適格である。

『現代の経営』

 

【個人的に感じたこと】

この『真摯さ』というキーワードはドラッカーの本を読んでいると、何度も目にします。

この『真摯さ』こそが洋の東西を問わず、普遍的な本質の部分なのだと思います。

 

軽んじてはならないもの

我々は気質と個性を軽んじがちである。
だが、それらのものは訓練によって容易に変えられるものでないだけに、重視し明確に理解することが必要である。

『非営利組織の経営』

 

【個人的に感じたこと】

これを読んで思ったことは、自らのことです。

自分の気質はなかなか変えることはできません。

ですが、変化する世界に対応していくには、折り合いをつけることが必要ですので、自分がどういう気質の持ち主なのか把握しておかなければいけません。

 

また、個性という言葉は勘違いされがちですが、『ある程度の規則や型に従った結果、それでもにじみ出てくるもの』が個性だと(個人的に)思っています。

これも変えるのは容易ではありませんから、自分自身を見つめ直して、意識しておくことが大事だと思います。

 

心地よくなったときこそ

日常化した毎日が心地よくなったときこそ、違ったことを行なうよう自らを駆り立てる必要がある。

『非営利組織の経営』

 

【個人的に感じたこと】

いわゆる『コンフォートゾーン』に安住するなということです。

常にちょっとした変化を求め、挑戦し続けろということですね。

安住するということは、現状維持を求めているということです。

現状を維持しようとした瞬間、衰退がはじまっていると考えた方がよいかもしれません。

 

まとまった時間

仕事のほとんどは、わずかの成果をあげるためでも、かなりまとまった時間を必要とする。
こま切れでは意味がない。

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

立場が上になるほど、色々なことに駆り出され、自分のためにとる時間がこま切れになることはよくあることです。

しかし、それではせっかく集中できた頃に、別のことをやらなければならなくなり、効率という面でよくありません。

 

成果の出る仕事をするには、ある程度時間を『ブロック』しておきましょう。

この日だけはこれをやるんだと先に決めておき、それを中心にして予定を組み立てるということをやるべきだと思います。

 

アウトプットを考える

仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。
技能や知識などインプットからスタートしてはならない。
技能、情報、知識は道具にすぎない。

『マネジメント』

 

【個人的に感じたこと】

これも個人的に耳が痛いことです。

【知っていること】と【できること】は違います。

【やれそうなこと】と【できたこと】も違います。

僕たちは傍観者であってはいけません。

常に実践者であり続けることが、道を切り開いていく上で大切なことだと思います。

 

理解される努力

知識ある者は、理解されるよう努力する責任がある。
素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家は専門家と通じれば十分であるとするのは、野卑な傲慢である。

『経営者の条件』

 

【個人的に感じたこと】

よくわからない話を得意げにしゃべり続ける人間になってはいけないということです。

アカデミックな場で専門家同士で話し続けていると、外部の人間に対してもこうなりがちです。

(大学教授にそんな人が多いイメージです)

しかし、僕らのようなビジネスマンはそれではいけません。

専門家でない人にも理解されるように、平易な言葉で語らなければ、何も伝えることができません。

 

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起業家精神とは行動

意思決定を行なうことのできる人ならば、学ぶことによって、起業家的に行動することも、起業家となることもできる。
起業家精神とは、気質ではなく行動である。

『イノベーションと起業家精神』

 

【個人的に感じたこと】

特に注釈を加えるところはありません。

起業家に向いている人というのはいるのでしょうが、それだけで起業家になれるというわけではないとドラッカーが言っています。

起業家になろうとするなら意思決定をし、行動する癖をつけろということだと解釈しました。

 

リーダーシップについて

効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の使命を考え抜き、それを目に見れる形で明確に定義し、確立することである。
リーダーとは、目標を決め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。

『未来企業』

 

【個人的に感じたこと】

リーダーやそれになろうとする人に、是非読んでもらいたい言葉ですね。

チームメンバー、組織の人員が一丸となって動くために、しっかりとした基準を設けなければいけないし、リーダーがそれを管理していかなければならないということです。

 

最後に

色々なところからランダムに抜き出したので、脈絡のないものになりましたが、その一つひとつが珠玉の名言だと言ってよいと思います。

後から読み返してみると、また新たな発見ができるのが、ドラッカーの言葉です。

それはやはり物事の本質をついているからなんですよね。

是非、何度も読み返してみてください。

 

リクエストがあれば、また別の言葉も紹介したいと思います。

 

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