35deFA

ハードボイルドなブログ小説家が綴る雑多ブログ

【論語】孔子が語る仕事や学ぶことについての心構え、態度7選+1【仕事】

僕が論語をきちんとした形で読んだのは20代後半になってからでした。

それからも継続して読んでいるわけではないのですが、たまに思い出したように手にとっては拾い読みしています。

 

時代が違うので、孔子の言葉全てを納得して理解しているわけではありませんが、論語の中でも仕事や学びについての言葉(いわゆる名言)をいくつか拾ってきましたのでシェアしたいと思います。

スポンサーリンク




 せっかく始めたんだ。簡単にやめたらダメだ。

子曰く、譬えば山を為るが如きに、未だ一簣にして止むは、吾が止むなり。譬えば地を平らかにするが如きに、一簣を覆えして進むと雖も、吾が往くなり。「子罕 第九」より

【読み】
しいわく、たとえばやまをつくるがごときに、いまだならざることいっきにしてやむは、わがやむなり。たとえばちをたいらかにするごときに、いっきをくつがえしてすすむといえども、わがゆくなり。

 

【白文】
子曰、譬如爲山、未成一簣止、吾止也。譬如平地、雖覆一簣進、吾往也。

 

【現代語訳】
老先生の教え。山をつくろうとするとき、あと簣(もっこ)に一杯の土で完成するというのに、そこでやめてしまったならば、やはりやめたということ(に変わりはない)。
同じくたとえてみると、(凹凸のある)土地を平らかにしようとするとき、たった簣(もっこ)に一杯の土を(高いところから低いところへ)入れたとしても、とにかく始めたのであって、それはやはり進むことになる。

 

【注釈】
1.「簣(き)」は土を入れて運ぶ籠。もっこ。

 

【僕の勝手な解釈】

一度始めたことを途中でやめたのであれば、(完成していないのだから)やっていないのと同じだということですね。
もちろん時と場合によるのでしょうが、物事を簡単に諦めるのはよくないよ、ということですね。

 

だから、努力を怠ってはならない。

子曰わく、苗にして秀でざる者あるかな。秀でても実らざる者、有るかな。「子罕 第九」より

【読み】
しいわく、なえにしてひいいでざるもの、あるかな。ひいでてもみのらざるもの、あるかな

 

【白文】
子曰、苗而不秀者、有矣夫。秀而不實者、有矣夫。

 

【現代語訳】
老先生の教え。苗の中には、(途中で枯れて)花の咲かないものもある。
花が咲いても、実をつけないで終わるものもあるぞ。

 

【僕の勝手な解釈】

人間の成長を花の苗にたとえたということなのでしょう。(と僕は解釈しました)
努力によって才能が開花し、結果として現れる人もいれば、そうでない人もいる。
だからしっかり学んで、ちゃんと実践していかなければならないよ。
そう教えられた気がします。

 

自分の限界を自分で決めるな。

冉求曰く、子の道を説ばざるに非ず。力足らざるな、とり。子曰く、力足らざる者は、中道にして廃す。今汝は画れり。「雍也 第六」より

【読み】
ぜんきゅういわく、しのみちをよろこばざるにあらず。ちからたらざるなり、と。しいわく、ちからたらざるものは、ちゅうどうにしてはいす。いまなんじはかぎれり。

 

【白文】
冉求曰、非不説子之道。力不足也。子曰、力不足者、中道而廢。今女畫。

 

【現代語訳】
冉求(ぜんきゅう)が「先生のお考えに不満で実行しないというのではありません。私が力不足なだけです」と述べたとき、老先生はこう教えられた。

「力不足の者は中途でやめてしまう。今、お前は(はじめから力不足で私の勧化を実行できないと)限定してしまっている」と。

 

【僕の勝手な解釈】

孔子はその半生をかけて、行動し、実践してきた人です。
だからこそ「己の力を信じて行動することの大切さ」を弟子に伝えたかったんだと思います。
自分で自分に制限をかけたら、それ以上の成長は見込めませんよね。

 

スポンサーリンク




いつも謙虚に。学んだことは忘れずに。

子曰く、学は及ばざるが如くせよ。猶之を失わんことを恐れよ。「泰伯 第八」より

【読み】

しいわく、がくはおよばざるがごとくせよ。なおこれをうしなわんことをおそれよ。

 

【白文】
子曰、學如不及。猶恐失之。

 

【現代語訳】
老先生の教え。学問をするとき、自分はまだ十分でないという気持ちをいつも持て。しかも、得たものは失わないと心がけよ。

 

【僕の勝手な解釈】

やってきたことは自信に変えていいが、「常に謙虚でいろ」ということだと思います。
ともすれば傲慢になって、その後の努力を怠ってしまいがちな自分を戒めろということでしょう。
せっかく得た知識や技術を失わないようにしなさいと孔子は教えてくれています。

 

単なる知識ではなく、「教養」を身につけなさい。

子 子夏に謂いて曰く、女 君子儒と為れ、小人儒と為る無かれ、と。「雍也 第六」より

【読み】
し しかにいいていわく、なんじ くんしじゅとなれ、しょうじんじゅとなるなかれ、と。

【白文】
子謂子夏曰、女為君子儒、無為小人儒。

 

【現代語訳】
老先生が子夏に教えられた。「教養人であれ。知識人に終わるなかれ」と。

 

【僕の勝手な解釈】

ただ物事を知っているというだけでなく、それを自分の人生に生かせるような人間になりなさい。
孔子はそう言っているんだと思います。

 

教養ある人は物事の道理を理解する。

子曰く、君子は義に喩り、小人は理に喩る。「里仁 第四」より

【読み】
しいわく、くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる。

 

【白文】
子曰、君子喩於義、小人喩於利。

 

【現代語訳】
老先生の教え。教養人は道理を理解し、知識人は損得を理解する。

 

【僕の勝手な解釈】

教養を持った人は物事の道理をわかる。
ただ単に知識を持っているだけの人は損得だけを理解する。

孔子の言う知識人がその後、どうなるかということを次に紹介する言葉に書いてあります。

 

損得だけを考えてはならない。

子曰く、利によりて行なえば、怨み多し「里仁 第四」より

【読み】
しいわく、りによりておこなえば、うらみおおし。

 

【白文】
子曰、放於利而行、多怨

 

【現代語訳】
老先生の教え。利害打算だけで行動すると、他者から怨まれることが多くなる。

 

【僕の勝手な解釈】

ときとして人は生きているだけで、他人から恨まれるということがあるかもしれません。

でも、自ら恨まれるような行動をとる必要はないのではないか。
そのときはよくても、後に思いもよらないしっぺ返しをくらうかもしれないよ。

孔子がそう教えてくれているんだと思います。

 

スポンサーリンク




おまけ&まとめ

一つ一つに僕の勝手な解釈を入れてしまい、申し訳ありません。

あくまで、僕はそう感じたというだけです。

 

是非、あなたはあなたなりの解釈をしてみてください。

それが古典を学び、名言、金言に触れるということだと思っています。

(これも僕の勝手な解釈ですが、笑)

 

最後に、僕がいつも自分に言い聞かせている言葉を紹介したいと思います。

 

それは君の力がまだ足りていないからだよ。

子曰く、位無きを患えず。立つ所以を患う。己を知る莫きを患えず。知る可きを為さんことを求む。「里仁 第四」より

【読み】

しいわく、くらいなきをうれえず。たつゆえんをうれう。おのれをしるなきをうれえず。しるべきをなさんことをもとむ。

 

【白文】

子曰、不患無位。患所以立。不患莫己知。求爲可知也。

 

【現代語訳】

老先生の教え。
己の活躍する地位がないといって歎かない。
己が世に出るだけの理由(や資格の有無)を反省する。
己(の力量や才識)を知る人がいないといって歎かない。
(逆に、あの人は優れた人物であると)こちらが知るべきことをなすようでありたい。

 

 

ともすれば、何でも他人のせいにしてしまいがちな自分を戒めるためにあるような言葉です。
これを見るたびに「見透かされているな」と感じつつ(笑)、「気を引き締めてやるべきことに臨もう」と思います。

 

では、明日も僕と一緒に頑張りましょう。(注:記事投稿は夜中でした)
今、お仕事中、これからお仕事の方は頑張ってくださいね。

See you!!

 

関連記事

【論語】学ぶことの大切さ、姿勢を孔子様が教えてくださってます【下問を恥じず】

【論語】孔子が語る『生き方』について 7つの言葉 +α

【いくつ知ってる?】孔子の有名な名言から好きな言葉を7つ挙げてみる【論語】

 

当ブログの人気記事はコチラですよ。

台湾旅行記、1日目 ~ホテル、夜市、台北101と迷子~

今宮戎神社の十日戎に行ってきましたよ

ウェブ狼 第一話 ~偉そうなあいつからの依頼~

【決定版】Google検索で覚えておきたいテクニック20選

404ねーちゃんとHTTPリクエスト、HTTPレスポンスの話 【404 not foundとは?】

 

 

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top