僕のブログのPVが伸びない16+αの理由
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【2016年9月追記】
この記事を書いた約一年後には、真面目にブログ運営に取り組み、当ブログ(小説メイン)を月間20万PVにしています。
そちらの模様は下記からご覧ください。
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いきなりタイトルに反したことを言いますが、PVそのものはじんわりと伸びています。
これも、見に来てくださる方々のおかげです。
ありがとうございます。
でも、素晴らしいブログ運営をされている方々のように『たった○ケ月で○万PV』みたいなことにはなっていません。
(月間1,500PVくらいです。いわゆる泡沫ブロガーです)
PVが伸びない理由は単純に記事が少ないということもありますが、それだけではありません。
やるべきことでやっていないことが沢山あります。
列挙していきますので、よかったら参考にしてください。
では、いきましょう。
目次
- 1 ブログ運営の戦略を立てていない
- 2 キーワード選定をしていない(それに基づいた記事を書いていない)
- 3 競合サイトを調べていない
- 4 一記事に二つも三つも言いたいことを書いている
- 5 一記事が長い
- 6 タイトルが適当
- 7 グローバルメニューが整理されていない
- 8 なかなか更新しない(更新日が明らかにされていない)
- 9 Fetch as Googleをたまにしか利用しない
- 10 Google Analyticsを毎日見ていない
- 11 デザインがほぼデフォルトのまま
- 12 人気(ひとけ)がない
- 13 プロフィールページが雑
- 14 過去記事を見直していない
- 15 色んな体験をしているのに記事にしない
- 16 SNSを適切に使っていない
- 17 最後に
ブログ運営の戦略を立てていない
戦略に基づいてブログ運営をしていないのは、
「○万PVを○ヶ月で達成する!!」
というような目標を立てていたわけではないからです。
最も早く結果を出す戦略の立て方は、大雑把に言うと、以下のようになります。
1.まず、自分の強みが何なのかを把握し、それに基づいたテーマをメインキーワードにする。
もしくは、比較的容易に上位表示できそうなテーマを選び、それをメインキーワードにする。(ニッチ戦略)
2.できれば、メインキーワードをブログ名に含める。
そうでなければブログ名をキーワードに結び付いたものにする。
3.メインキーワードに基づいてサブキーワード(カテゴリーキーワード)を選定する。
4.各サブキーワードに基づいたキーワード選定をする。
(Google AdWordsのKeyword PlannerやYahoo! Japanのキーワードアドバイスツールなどのツールを使う)
5.メインキーワードやサブキーワード単体でいきなり上位表示するのは難しいので、ロングテールキーワードで記事を書く。
目標キーワード+検索の多い語句を選び、記事を書く。(いわゆるずらし)
6.一つのサブキーワード(カテゴリー)で上位表示されるようになったら、他のサブキーワードについても記事を量産する。
この手順を繰り返すと、メインキーワードでも上位表示されるようになります。
当ブログではやっていませんけど(笑)
短期間で結果が出ないとモチベーションが下がるという方はこれをやってください。
好きなことを書くのは、それからでもいいのではないでしょうか。
僕はPVを目標にしていないので、モチベーションが下がることはありません。
え? じゃあ、「おまえの目標は何か」って?
ダラダラ続けることですw
結論
戦略(キーワードに基づいたブログ運営方針)を立て、それに沿った戦術(キーワードに基づいた記事を書く)を用いれば、結果が早く出ます。
キーワード選定をしていない(それに基づいた記事を書いていない)
キーワードを完全に無視して、当初から割と好き勝手に書いています。
キーワード選定して書いた記事だと、誰かと被りそうだから嫌だったんですね。
でも、よくよく考えてみれば、同じネタでも切り口が違えば内容も違ってくるし、それはそれでいいんじゃないかとも思います。
僕が言わずとも、ブロガーであれば誰でもやっていることですよね。
(僕はやってませんけどw)
皆が知りたくて検索していることを書けばPVは伸びます。(当然ですね)
ですから、Keyword Plannerのようなツールを使って、検索数の多いジャンルで書けそうなものを狙ってください。
よく言われるように、Yahoo知恵袋のようなサイトで、人がどんな悩みを抱えていて質問しているかを調べるのもいいと思います。
Googleトレンドも使えますね。
その他に、このサイト(ツール)も便利です。
http://goodkeyword.net/
結論
キーワード選定をしてください。
競合サイトを調べていない
戦略を立ててブログを始めたなら、同じようなキーワードで上位表示されている他のサイトを調べるべきです。
僕のブログにはメインキーワードがないので、競合サイトがありません。(笑)
以下のツールが使えます。
SimilarWeb
http://www.similarweb.com/
NetValuator
http://www.netvaluator.com/
SEOチェキ
http://seocheki.net/
これらを駆使して徹底的に調べてください。
結論
競合に勝って上位表示したいなら、とにかく調査あるのみ!!
一記事に二つも三つも言いたいことを書いている
僕の記事は勢いだけで書いていることが多いので、こんなことになります。(笑)
よく言われるのは、1記事1テーマです。
そうしないと、主題がブレて何を言っているかわからなくなります。
しかも、Googleさんにも正しく記事内容が伝わらない可能性があります。
伝えたいことが複数あって長くなった場合は、二つに分けた方がいいと思います。
記事数も増えますしね。
結論
キーワードを含めた主題が複数のときは、記事を分けましょう。
一記事が長い
前項にも関係ありますが、僕の記事は長いです。
一つの記事を1000~1500文字くらいで書こうと言われている中、僕の記事は長いものだと7000文字くらいのものもあります。
(この記事は最終的にそれ以上になっています)
実は、ある程度意識してやっている面もあります。
唯一、戦術っぽいことを取り入れているのは、この部分かもしれません。(戦略ではありません)
差別化ってやつですね。
とはいえ、少しでも長いと感じると読まない人は少なからずいます。
ですから、そういうところで足切りしてしまわないよう、PVが欲しければコンパクトな記事にすべきだと思います。
長くもなく、短くもなく情報を過不足なく伝えるよう意識すべきだと思います。
結論
記事を推敲して余分な言葉を省き、最小文字数で最大の情報を伝えよう。
タイトルが適当
適当と言うと語弊がありますが、いわゆるSEOを意識したものにしていないということです。
SEOを意識したタイトルとは・・・
1. 選定したキーワードを含める(大体2、3つ)
2. 32文字以内にする
というのがよく言われることでしょうか。
1に関しては、皆さんよくご存知だと思います。基本ですね。
2に関しては少し解説が必要です。
SEO界隈の方々は「タイトルは30~32文字が良い」と言います。
これはGoogleの検索結果として表示されたとき、タイトルが途中で切れないようにするためです。
また、SNS拡散を狙うために13文字以内と決めている方もいます。
これはパッと見で、どういう内容か把握できるようにするためです。
それとは逆に、FacebookやTwitterにおけるシェアを考えて、多少長くても内容がしっかり伝わるタイトルが良いという意見もあります。
この辺はアクセスを検索メインにするのかSNSメインにするのか、各ブログにおける運営スタンスや段階によって違ってくるかと思います。
とはいえ、ブログの場合は最終的に検索メインの方が(PVを集めるには)楽ですから、できるだけ短く内容が伝わるようにタイトルをつけることをオススメします。
結論
PVは検索流入を重視すべきですから、タイトルにもこだわるべし
グローバルメニューが整理されていない
Web業界では多くても6つくらいにしなさいと教わります。
パッとみたときに認知できるのが、それくらいの数だからです。
でも、僕のブログではなんと12個!!
『さすがにこれはまとめろよ』と自分でも思っています。
すみません。
近いうちに整理します。
結論
ユーザー目線に立つと、多すぎるメニューは使いづらいので整理しよう。
なかなか更新しない(更新日が明らかにされていない)
記事を書く時間をとれないからです。(言い訳)
毎日更新すればいいってものでもありませんが、やはり記事が少ないよりは多い方がいいです。
各記事の質も大事ですから闇雲に更新すればいいわけではありませんが、オリジナルの文章でそれなりの分量があればGoogleさんも「低品質だ」という裁定をしないでしょう。(多分)
それに、定期的に訪問してくださる方のことを考えれば、決まったスケジュールで更新する方が親切だと思います。
わかっていながらも僕にはそれがお約束できません。
ですから、RSS購読してください。(懇願)
結論
(質を確保しつつ)なるべく更新頻度を高めましょう。
更新が少ない人は曜日や日にちを決めると自分にとっては締切になるし、読者も訪問しやすいです。
Fetch as Googleをたまにしか利用しない
僕はいつも忘れています(笑)
記事を更新したらすぐインデックスされた方がいいに決まっています。
ですからGoogleマスターツールの「Fetch as Google」を使いましょう。
マスターツールにログインして登録した自分のサイトをクリック。
左に出てくるメニュー内にあります。
再クロール対象として1つのURLのみをGoogleに送信するときは、【このURLのみをクロールする】を選択します。
この方法だと、一ヶ月に500件までURLを送信できます。
【このURLと直接リンクをクロールする】は一ヶ月に10件までしか送信できませんから、気をつけてください。
結論
Fetch as Googleだけでなく、マスターツールを正しく理解して、しっかり使いましょう。
Google Analyticsを毎日見ていない
毎日忙しいので、よく忘れています。(また言い訳)
ブロガーを名乗るからには、ブログのパフォーマンスを常にチェックすべきです。
昨日のPVや新規セッション、直帰率がどうだったかだけでなく、カスタムセグメントやカスタムレポートを利用し、
「どのキーワードで検索されたのか」
「ページパフォーマンス」
「アクセス時間」
「ロングテールキーワード」
などを調査して、ブログ(サイト)のパフォーマンスを改善しましょう。
使いどころは沢山あります。
ですが、これらの分析を真剣にやっていたら、丸一日どころではない時間が潰れるので、必要なものだけ取り入れてみてください。
結論
アナリティクスを使って、PDCAを回そう。
とはいえ、アナリティクスはほどほどに。
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デザインがほぼデフォルトのまま
当ブログはかの有名な『stinger5』というテンプレートを使っています。
(2015 7/31 MAGJAMという有料テーマに変更しました。その件に関して記事を書いています)
⇒ブログPVアップの早道はデザインと人の感情にあった? 仮説と検証(の途中)
テンプレというのはカスタマイズありきなので、できるだけ装飾を省くものです。
多少は手を加えましたが、ほぼデフォルトに近い見た目のままです。
そういう意味で、当ブログの見た目に個性はありません。
(読みやすいように整えているつもりではありますが)
ですから、僕自身はサイトデザイン自体に満足していません。
マーケター兼Webデザイナーを名乗ってWeb制作もしているので、色々変更したいなとは思っています。
しかし、やり始めたら止まらなくなりそうなので、今は手をつけていません。
デザインを変更する理由は以下の2点です。
1. 個性的なものにして訪問者(ユーザー)に覚えてもらう
2. 読みやすく、使いやすいサイトにする
1に関しては検索流入が増えてきたときに有効です。
検索結果から来た大半の訪問者は、欲しい情報を得たらそれでサイト(ブログ)から離脱します。
一つの記事でブックマークしたり、RSS購読してくれることはないと考えるべきです。
ですから、二度目以降訪れてくれたときに、「お、このサイト前にも来たな」と気づいてもらうことが必要です。
そうすれば、「このサイト(ブログ)は良い記事が沢山あるのかな」と思ってもらえ、興味を持ってもらえるはずです。
リピーターになってもらうには、まずそこからだと思います。
2に関してはユーザビリティの問題です。
フォントやその大きさ、行間だけではなく、ボタンの大きさや位置などあらゆるところに気を配ることが重要になります。
結論
覚えてもらうために個性的なデザインに。読みやすさも大事です。
人気(ひとけ)がない
僕は友達が少ない上に、ブログをやっていると伝えている人がほぼいないので、コメントもなければFacebookのLikeボックスにいいねしてくれる人もあまりいません。
「いいね」するほどの記事を書いていないということもあるかもしれませんが、それはさておき。
これって初期段階では大事なことだと思います。
流行っている店には誰もが行きたくなるじゃないですか。
実際、わざと行列ができるようにしている店もあるみたいですし。
「お、このブログ、沢山いいね!されている。人気があるんじゃないか?」
そう思わせてしまえば勝ちです。
とはいえ、初期段階ではあまり人は来ませんよね。
最初の一人はボタン押しづらいでしょうし。
ですから、リア友やSNSで仲が良い友達にコメントしてもらうとか、いいねしてもらうとか、そういう仕掛けも必要だと思います。
人気(ひとけ)があるようにすれば、人気(にんき)も出てくると思います。
※僕のサイトにもいいね!してくれている方がいます。
この場を借りて感謝いたします。
本当にありがとうございます。
結論
Facebookのいいねボックス(※)を使うなら、仲が良い人に「いいね」してもらおう。
※Likebox(いいねボックス)は6月28日で廃止されます。
それ以降はPagePluginを使ってください。
プロフィールページが雑
これも怠慢です。
すみません。
よく言われているように、コンテンツが主役の時代です。
(これに関してはどうしてこうなってきたかとか説明したいんですが、紙幅の関係で省きます。紙じゃないけどw)
魅力的な記事をアップしていけば、どんな人が書いているんだろうと気になる訪問者もいるはずです。
ブログのファンになってもらい、リピーターになってもらうにはどんな人が書いているんだろうと思ってもらうことも大事になってくるのではないでしょうか。
コンテンツは記事だけではありません。
著者自身ですらコンテンツになるということも考えるべきです。
もちろん、事情があって詳しいプロフィールが書けないこともあると思います。
その場合、プロフィールページを使い、過去記事をさりげなく紹介するなどして有意義に使うことを考えましょう。
これについては僕も、近いうちに修正したいと思います。
結論
プロフィールページ、大事です。
過去記事を見直していない
明らかな誤りがあるとわかったとき(あまり見直さないから気づかないけど)は修正しますが、基本的には見返していません。
以下、ちょっと言い訳。
僕の記事の半分くらいはライブ感を大事にしています。
そのときの勢い、つまり『情熱』で書いています。(少しおおげさです)
リライトをすると、当たり障りのない文章になる可能性があります。
文章の癖、息吹のようなものは、その記事の「味」です。
リライトすることで「味」が薄れると、面白味がなくなります。
ここまで言い訳でした。
とはいえ、それもケースバイケースです。
古くなった情報を更新する、読みやすいよう改稿するというのはWebページの管理、編集に携わったことのある人にとっては常識です。
ブロガーはライターであり、同時に優秀なエディターであるべきです。
常に記事を最新のものにしましょう。
僕も時間がないとか、ライブ感ということを隠れ蓑にせず、適宜見直していきたいと思います。
結論
過去記事は定期的に見直して、編集しましょう。
色んな体験をしているのに記事にしない
まずは僕がやっていない理由。
1. 他に書きたいことがあったから
2. 体験してすぐに書くべきところ、時間がなくて、「ま、いいか」となった
3. そのとき気分が乗らなかった
2の理由はただの怠慢、3の理由は性格に問題があります。
すみません。
実は僕、ブログを始めてからに限っても、いくつか貴重な体験をしています。
以下、列挙します。
・36歳にして初めて東京ディズニーランドに行った(それまで食わず嫌い)
・東京で飯を食いに行った店が激マズだった(貧乏舌の僕が言うんだから結構ヒドイ)
・社長さんばかり集まるセミナーに潜入して色々話を聞いた(すげぇ良い話を聞いた)
・建築家の安藤忠雄先生の講演を聞きに行った(マジでオモロかったし、刺激を受けた)
・誕生日を迎えて37歳になったが、誰も祝ってくれない(だっておっさんだもの)
・うちの猫(実は三匹います)の一匹が手術をした(無事成功して今はピンピンしてます)
・嫁の天然ボケが酷過ぎて笑えないレベルに達している(いや、マジで)
・初めて人間ドックを受けた(ドキドキでした)
・友達がやっている割烹居酒屋に初めて行った(旨かった)
・知っている会社に税務調査が入って、たまたまその現場を目撃した(衝撃でした)
ブロガーであれば嬉々として書くべきネタがいっぱいあるのに、記事にしない。
これはブロガー失格でしょう。
まあ、これから書くかもしれませんけど(笑)
結論
個人の体験って、その人の受けた印象も含めて貴重なコンテンツになり得るので書いてください。
SNSを適切に使っていない
Twitterは多少やっています。
Facebookはブログページがあるものの、記事を投稿したときのみ使っています。
Google+は未使用です。
どれも使いこなしているとはとても言い難く、いまだに限られた機能しか触っていません。
それぞれを使っているユーザーとの交流も含め、SNSを適切に使うべきだと思います。
特に初期段階において検索流入はほぼ見込めませんから、SNSからのトラフィックは重要です。
結論
SNS、大事です。
最後に
僕のブログのPVが伸びない理由を16コ挙げました。
僕がやっていないことを実践すれば、あなたも数か月後には人気ブロガーだ!!
とまでは言えません。
なぜなら、コンテンツ(記事の中身)が悪ければ、いくらそれ以外のことを頑張ってもPVは安定しないだろうからです。
とはいえ、この記事を熱心に読んでくださった方はコンテンツも意識しているでしょうから、その点は心配していません。
『他人の心配をするより、自分のことを心配しろ』
そういう声が聞こえてきました。
はい、おっしゃる通りです。
ですから、僕も少しずつ取り組んでいきたいと思います。
そうしないと、せっかく訪問してくださった方々に対しても失礼ですし、ね。
一緒に頑張りましょう!!
+αの結論
結局は、全てホスピタリティの問題です。
『おもてなしの心』を持って、サイト(ブログ)訪問者に素敵なひと時を過ごしてもらう、もしくは有益な情報を持って帰ってもらえるようにしましょう。
では、良きブログライフを♪
See you~
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