待機児童問題を割と真面目に考えてみる #taikijidou0challenge
目次
ちなみに大阪府の待機児童数は?
2015(平成27)年4月1日現在、大阪府の待機児童数は1,365人(前年比241人増)です。
参考
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=21932
4月と10月に発表されているようで、時期が違うと数が違います。(4月は子どもの成長による入れ替わりがありますから当然ですね)
2014(平成26)年4月1日現在、大阪府の待機児童数は1,124人(前年同時期比266人減)です。
2014(平成26)年10月1日現在、大阪府の待機児童数は3,166人(前年同時期比103人減)です。
参考
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=18702
この状況を踏まえて、対策は?
ここまで調べた結果、保育所というシステムが限界に来ているのではないか、という印象を受けました。
もちろん、今ある保育所をなくすとかそういうことではなく、別の道を模索するという手もアリなのではないかと思ったのです。
そこで、自身がIT業界にいることもあり、情報通信産業が都市への人口流入を促進させているのなら、そのITを活用できないかと考えました。
で、すぐに思いついたのが、SNSを活用することでした。
人と人の新しいつながりを作れるので、そこでコミュニティを作って……などと考えていたんです。
しかし、よく考えてみれば、僕程度が簡単に思いつくので、既にサービスとしてあるんじゃないかと思い、探してみました。
すると、やっぱりありました。
アズママ(子育てシェア)
http://asmama.jp/kosodate-share/
特徴:
地域ごとにコミュニティを作り、そこに所属する顔見知りの間で子どもを預け合うことを支援している。
支援の謝礼は500~700円。
こんなつながりが、より多く作れれば、待機児童問題解消も夢ではないですね。
正に僕が考えていた通りのものが既にありました。
少額でもお金が介在することで、互いに頼み、頼まれやすいと思います。
そして、アズママ自体がSNSとしても機能しているので、保育以外のプラットフォームとしても活用できそうです。
詳しくはこちらに書いています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20140604/561543/?ST=ittrend&P=1
また、それとは全然違いますが、こんな活動もありました。
自主保育
自主保育 原宿おひさまの会
http://ohisamanokai.blog119.fc2.com/
自主保育 駒沢おひさま会
http://blogs.yahoo.co.jp/komazawa_ohisama
自主保育 野毛風の子
http://nogekazenoko.seesaa.net/
特徴:
お母さんたちが当番制で保育をする。
それから、こんな保育所も。
共同保育
たつのこ共同保育所
http://tatsunokohoiku.com/
特徴:
保育は保育者が仕事として受け持つが、保育所の運営は保護者と一緒に行う。
また、日常の保育ではありませんが、こんな活動もありました。
イベント、活動
asobi基地
http://asobikichi.jp/
毎日子供を預ける保育所ではなく、不定期で開催するイベント的な活動のようです。
一般的な保育所だけでなく、こういった保育の仕方もあるんですね。
とても勉強になりました。
待機児童問題に対する私見
なんだか、ただの紹介記事になってますが、むしろそっちの方が良いような気がしてきました。
アズママの子育てシェアのやり方というのは、とても良いと思います。
(なんだか上から目線で語ってますが、すみません)
コミュニティを作るというのはとても大切なことだと思います。
そこで知り合いができ、互いに助け合うことで、一人にかかる負担を軽減させることができます。
社会が冷淡に見えるのは、互いに見知らぬ人だからだと思うんです。
友達が困っていたら助けようって気になりますよね。
それをコミュニティレベルでできるようになれば、子育てだけでなく、もっと広い社会活動ができるんじゃないかと僕は思います。
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ものすごい蛇足(読まなくても問題ないです)
そんなことを考えていると、未来のことにまで思いを馳せてしまいます。
今よりも多くの人が、自身の情報を発信する世の中になると、実名制の、より大きなコミュニティが形成されるのではないでしょうか。
もちろん、その過渡期として個人情報の取り扱いをどうするのかという問題はあります。
しかし、世界の大きな流れ・潮流を考えると、紆余曲折はあれども最終的には、(物理的に)広い範囲で緩い連帯感を持ったコミュニティがいくつもできると思います。
(というか、ネットのオフ会などを考えると、既にできつつありますよね)
そして、そこに所属するもしないも自由という雰囲気ができれば、なお良しという気がします。
現実にはそう上手くはいかないかもしれませんけど。
現代社会に生きる僕たちは、昔の田舎で当たり前のようにあった緊密な連帯感というものを取り戻すことはできません。
だったら、それに代わる別の連帯ができてもいいはずです。
近い未来、道を歩く人が誰で、どこに住んでいて、何歳なのかということまで、少し調べればわかる世界になるでしょう。
ネットに接続できるメガネやコンタクト越しに見れば調べなくてもいいように、情報を出したままにする人も現れるかもしれません。
もしかしたらその人の友達が誰で、その友達からどんな評価を得ているかということまでわかるかもしれませんね。
それが大多数になれば自分もやらざるを得ません。
だって、それをやらないのは後ろめたいことがあると自ら言っているようなもんですからね。
それを今の感覚で言うと、『気持ち悪い』『怖い』となるんでしょうけど、当たり前になればさほど気にならなくなるのではないでしょうか。
(最初はクローズドな空間だけで、試験的に採用されることになるでしょう)
僕はこの流れを止めることはできないと思うんです。
もちろん、そこに抵抗感がある人も少なからずいると思います。
しかし、徐々にそういう世の中に変わっていくのではないかと考えています。
そうなれば、少なくとも今より互いのことがわかるようになり、社会全体が本当の意味でのコミュニティになるのではないでしょうか。
※それをディストピア(ユートピアの対義語)と考えるかどうかは別の話です。
※僕自身がそういう社会の到来を望んでいるわけではありません。世界の潮流からの一つの可能性の話です。
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待機児童ゼロチャレンジ
本記事は、僕もよく見に行くブログを運営しておられる、双子のパパYuichiさんの発案で始まった企画に則って書いたものです。
(途中、かなりの脱線をしてしまいました。スミマセン)
基本ルールは以下のようになっています。
1.ブログなどの記事を発信する媒体を持っていれば誰でも参加できます
2.「待機児童」について思うこと、経験談、対策、喜怒哀楽、その他諸々を記事にする(ご自身のブログ等で)
3.記事のタイトルに「#taikijidou0challenge」を入れて、このチャレンジだとわかるようにする
4.Twitterでハッシュタグをつけてシェアする
5.自分が「待機児童」について考えを発表して欲しい人を2名指名する
詳しいことはコチラに書いています。(双子のパパYuichiさんのサイトです)
で、この企画のバトンを他の人に回したい、と思ったのですが、断念しました。
理由は元々、ブログをやっている友達(ネット上の知り合いを含む)が少ない上に、その数少ないお友達(と僕が勝手に思っている)のほとんどが既に記事を書いている。。。
というわけで、僕のところで止まってしまいます。
本当に申し訳ない。(T_T)
以上、終わり。
長々とスミマセン。<(_ _)>
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千葉県の保育士求人で損失したくないよね。偽造物いいな。