プレゼンが見違えるほど上手くなる6つの手順と方法(3/3)
第1回、第2回の続きです。
目次
5.感情、感覚に訴える
ボディランゲージ
「メラビアンの法則」
話し手が聞き手に与えるインパクトは次のような割合
言語情報・・・7%
口調や話の速さなどの聴覚情報・・・38%
見た目などの視覚情報・・・55%
なので、、、
①視覚・・・話の内容を体で示す
②聴覚・・・低めの声を意識する(聞き手に安心感を与える)
③体感覚・・・大事なところで少し大げさなジェスチャーをすると印象に残る
とはいえ、ボディランゲージは慣れない人がやると不自然になりがちなので気をつけてください。
話の内容に沿って、そのときに感じたことを思い出して表現すると自然に見えると思います。
プレゼンは手ぶらで
原稿を持っていると、
「自信がないのか」
「言いたいことすら覚えていないのか」
という印象を与える可能性があります。
パソコンや手元の端末にはりついてそれを操作しながらというのも、できる限りやめた方が良いです。
理由は前かがみになったせいで声が通らなくなったり、ボディランゲージができなくなったりするからです。
設備が整っていない場合は仕方ないですが、スライドはリモコンで操作してください。
プレゼンは姿勢が大事
まっすぐに立つと、安定している雰囲気を出せます。
プレゼン中の視線は?
プレゼン中は一人ひとりと会話し、全体を見ると良いと思います。
目が合う人がいれば、アイコンタクトをとる。うなずいても良いです。
広い会場であれば、会場を田の字に4分割して順番に見ていく感じです。
6.よく伝わるようにするために
プレゼンはリハーサルが9割
自宅で簡単なリハーサルを行うことも必要ですが、それと同じくらい大事なのが本番会場の下調べです。
できれば本番が行われる前にプロジェクターの位置やマイクチェックを行うと良いと思います。
機器の不具合で話を聞いてもらえないのは、もったいないですよね。
パソコンをプロジェクターにつないだときに不具合を起こすこともあります。
その場合に備えて、主催者に事前にデータを送っておくか、USBなど別の記憶媒体を持参していくのもオススメです。
質問で主張を伝える
ストーリーで語るという他にこの方法もあります。
(短い言葉で語りたいときはこの方法が効果的です。)
断定表現をするより、質問して投げかける方が「上から目線」にならなくて伝わりやすいからです。
聞き手に自分で答えを出させた方が「主張を押し付けられた」という印象を与えにくいという心理を利用します。
【具体例】
効率的な仕事ができる方法を教えます。
⇒ もっと効率的に仕事をしたいと思いませんか?
もしくは
⇒ 効率的に仕事ができなくて困っていませんか?
「間」を効果的に使おう
①プレゼンの核となるメッセージの後
②聞き手に質問したあと
③聞き手が笑っているとき
④場面が転換するとき、次のポイントへ行くとき
状況にもよりますが、大体、2~3秒くらいは間を空けると良いと思います。
プレゼンで緊張しない3つのコツ
①緊張しないために「自分中心」をやめる。
失敗したら「自分が」恥をかく、「自分の」評価が下がる。
そういう考え方をやめ、「みんなのために」自分が持っている情報を伝えたいと考える。
②「プレゼンの内容を丸暗記しよう」と思うのはやめる
暗記するのはオープニングとクロージング、大事なポイント(伝えたいメッセージ)くらいにすると気が楽になります。
それでも緊張して内容が飛ぶかもしれません。
その場合は数秒間、思い出すことに集中すると良いと思います。
③プレゼンは場数
場数を踏めばプレゼンをするのが普通になります。
それが普通の状態であれば、緊張していることすら意識しなくなると思います。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんが良いプレゼンをし、目的を達成することを祈っています。
See you!!
本記事は下記の本を参考にさせていただきました。
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