台湾旅行記、2日目後半 ~九份、雨、待ちぼうけ~
前回(台湾旅行記 二日目前半)はコチラ
小籠包とマンゴーかき氷でおなかを満たした後は、一旦、ホテルに帰り、九份へ!!
予約していたバンに乗り、約45分の道のりです。
台湾、九份とは?
台湾北部、新北市瑞芳区にある山間の町です。
日本統治時代には金鉱山として栄えていたのですが、1970年代に閉山。
その後はレトロな雰囲気が人々の心をつかみ、観光地になっています。
かつて、このあたりには家が9戸しかなく、村人が食料を買う際にはいつもまとめて「9つ分」と頼んでいたことから、この地の名がついたといわれています。
スタジオジブリの映画、『千と千尋の神隠し』の舞台モデルになったという噂から、日本人観光客が急増したそうです。
(※宮崎駿氏は公式に否定しているそうです)
台北から見ると、東北東の方角へ行きます。
個人で行かれる方は、バスをお使いください。
詳しくはコチラをご参照ください。(外部サイト)
⇒https://www.travelbook.co.jp/topic/109
いざ、九份へ出発!!
台北を出てすぐに渋滞につかまり、やや時間をとられましたが、約50分ほどでそれらしきところに着きました。
車で山を登っている途中から雨が降り出します。
後で別の観光客についていたガイドさんの話(隣で勝手に聞いていた)では、年中雨が降ったり止んだりする気候らしいです。
っていうか、既に夜の帳が下りています。
暗いので、はっきりとは見えないのですが、逆にそれが幻想的な雰囲気でした。
一応、山の上の方から写真を撮りましたが、よくわかりませんね。
着いたのは、このセブンイレブンの辺りです。
(こんなところにもあるんですね。さすが世界のセブンさん)
で、九份の観光地マップはこちら。
(老街の入り口にありました)
映りが悪いので、雰囲気だけお楽しみください。(すみません)
ちゃんと回ろうと思ったら半日以上かかるそうです。
で、この着いたところにあったセブンイレブンが、九份老街(字の通り、古い町並み)への目印です。
ここで、僕らはここで19時30分に待ち合わせることにして、自由行動となります。
以下、九份老街の写真。
老街の中はこんな感じです。
石畳の街道の左右に小さな商店がずっと並んでいます。
ほとんどが飲食店と、お土産品を売っている店です。
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芋団子や台湾風草もちが有名らしいのですが、僕はこれを食べました。
花生捲冰淇淋(ピーナッツ巻アイスクリーム)です。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが表紙の『anan』が飾られていたので、載ったんでしょうね。
お皿に乗っているのは写真撮影用です。
(お店のお姉さんが『写真はこれをどうぞ』と日本語で教えてくれました)
で、これを春巻きのように巻き、ビニールに入れてくれます。
(完成図を写真に撮るの忘れてました。すみません)
1個40元(約150円)ですから、気軽に買えますね。
パクチー入りと書いていましたが、どうやらこれには入っていなかったようです。
(抜いてくれたんでしょうか? よくわかりません)
バニラアイスをピーナッツの甘みが更に引き立てているようで、とても旨い!!
もう一個食べようかと思いましたが、他にも美味しいものがあるかもしれないと考え、思い止まりました。
散策していると途中から、雨が強くなりました。
降ったり止んだりしていますが、時折スコールのような土砂降りになります。
途中までは屋根がついていますので、雨に濡れませんが、山頂へ進もうとするともうダメです。
と、ここで19時15分くらいになりましたので、途中で断念して元来た道を戻ります。
集合時間の5分前に、セブンイレブンに着きました。
ビールでも飲んで待っていようと思い、買ったのがコチラ。
しかし、待てど暮せど、誰も来ない。
まあ、今日は仕事でもないし、そんなにキッチリ時間を守らなくてもいいけどさ…。
それから待つこと約10分。
19時45分。
いやいや、さすがに集合時間を15分過ぎて誰も来ぇへんのはおかしいやろ!!
どないなってんねん、ほんまに!!
とエセ関西弁でつぶやきながらビールを……、あ、なくなった。
もう一本買うたれ、と歩き始めた瞬間、気づいたのです。
【もしかして、19時30分って現地時間のことじゃね?】
と。
そう、、、
『二泊三日やし、マイナス一時間の時差だから簡単に計算できるし、わざわざ時計の針を合わせる必要ないやろ』
と思ったのが昨日の話。
旅程は他の人たちに任せていたから、それまで時間を気にすることもなかったんです。
Oh…、痛恨のミス。
いや、実際、自由行動がやたらと短いなとは思っていたんですよ。
でも、他にも行くところがあるんだろうと勝手な解釈をして自分を納得させていたんです。
でも、まあ、いい。そんなことは忘れてしまえ。
と、気を取り直して再び、老街の中へ。
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台北101にもあった記念メダルの機械。
「いらねぇ~、こんなもん」と言いながら
いらな過ぎて、逆に購入決定。
確か30元(約112円)だったと思います。
車のハンドルのようなものを時計回りに回すごとに、ライトの色が変わるという謎の仕様w
パワーステアリングがついていない車を運転しているような錯覚に陥るハンドルを、力を込めて何度も回します。
すると、急にハンドルが軽くなり、メダルが出てきました。
な、なんじゃ、この形。。。
大きさはこれくらい。
お、おう、、、。
何とも言えない微妙な形。
ちなみに、僕以外の人たちは見向きもしていませんでした。
まあ、そうでしょうね。
しかし、今思えばおっさんが独りでハンドルを回しているという絵はシュールだったと思います。
そのメダルを携え、再び散策に戻ります。
飲食店や土産屋物を売っている雑貨店が多い中、革製品を売っている店もチラホラ見かけました。
あと、気になったのは犬や猫が多いこと。
地域で犬や猫を飼っているというような雰囲気でした。
しかも、どこの犬もおとなしくてのんびりしています。
勝手に道を散歩しているので、犬が嫌いな人は要注意かもしれません。
猫もいっぱいいました。
この猫はどうやら福を呼ぶ猫(?)らしく、10元を入れたらご利益があるようなことが紙に書いていました。
よくわかりませんが、カリン様(ドラゴンボール)のイラストも描いていましたし、そういうことなんでしょう。
僕は10元を入れて、撫でさせてもらいました。
はい、嫌がられました。
ちなみに、この猫はお店の軒先にいました。
10元入れたし、どういうご利益があるのかとお店の人に詳しく訊こうとしましたが、残念ながら言葉が通じませんでした。
英語もダメだと身振りで言われました。
この時点で僕はびしょ濡れです。
とはいえ、気温が高いので寒くありませんでした。
Tシャツを売っているお店だったので、傘やタオルを置いたら絶対に売れるというアドバイスをしようと思ったのですが、残念でした。
(完全なお節介ですけどw)
そんなこんなで、今度こそ本当にタイムアップ。
現地時間19時30分。
セブンイレブンの向かい側にある店。
今回得た教訓
待ち合わせをするなら現地時間かどうかの確認は必須。(当然かw)
僕は置いてけぼりをくらわされたかと思って、本気でタクシーを呼ぶことを考えましたからね。
あれ、実際に帰ってたらどれくらいの金額がかかっていたんでしょうかね(笑)
楽屋裏の写真
冒頭の写真はわざわざポーズをとって撮ってもらいました。
一人で待っていたときも、多分あんな感じだったんでしょうけど。(笑)
わざわざ撮影スポットを選び、ポーズをとりに行く僕。
後ろで笑われています。
二本目のビール。
味は日本のものと大差ありませんでした。
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