台湾旅行記、3日目 ~帰国、空港、思い込みエピソード~
しつこいようですが、台湾旅行記です。
今しばらくお付き合いください。
そして帰国の朝
ホテルの一階にある食堂(というには広くて開放的)でビュッフェスタイルの朝食をとります。
パンやご飯、おかゆ、チーズやハムエッグ、ソーセージ、ナッツ類、スープ、その他おかずが沢山並んでいました。
飲み物も充実しています。
エスプレッソマシーンがあったので、僕は3杯も飲みました。
一旦、部屋に戻り、帰り支度をします。
あ~~、帰りたくねぇ~~と何度も言いながらパッキングしました。
予約していたバンに乗り、ホテルを後にします。
外に出ると、今日も蒸し暑いですが、この気候とももうお別れだと思うと、少し寂しくなります。
途中、お土産を売っているお店に寄り、パイナップルケーキをお土産に買いました。
パイナップルケーキはこういうやつです。
http://www.tabetaiwan.com/archives/14179362.html
台湾桃園国際空港までは約45分で着きました。
出発前に飲んだジュースがコチラ。
黒松沙士は『台湾コーラ』として親しまれているジュースらしく、ドクターペッパーのような味でした。
搭乗口が時間ギリギリで変更になるというハプニングに遭遇しましたが、台湾人社員のおかげで、難なく対応できました。
実際、彼がいなかったら我々はどうなっていたんだろうか(笑)
バイバイ、台湾。
また来るぜ!!
これ以降は台湾でのエピソードを二つ紹介します。
どちらも僕の思い込みが招いた間抜けなエピソードです(笑)
ちょっと長いので、お時間ない方はスルーなさってください。
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俺、英語喋れるし1
行きの飛行機でのこと。
機内食はポークライスだった。
味はイマイチだと感じた。
まあ、でも機内食はこんなもんかと思いながら食べていると、イケメンの男性CAがワゴンを押しながら、僕のところに来た。
まず、台湾語(もしかしたら北京語だったかもしれない)で質問される。
当然、わからない。
CAさんはこちらがわかっていないことを察し、英語に切り替えてくれた。
これくらいの英語なら聞き取れるし、答えられると思ったのも束の間、続いて『銘柄は?』というようなことを聞かれた。
ヘタに英語で受け答えしたからか。
(多分、『Which brand of beer would you prefer?』と聞かれた、と思う。違うかもしれない)
その瞬間、僕の脳みそは高速回転した。
(台湾や中国で売られているビールを知らない。しかし、台湾はアメリカの影響が強い国だ。となると、アメリカで有名なビールならあるはず。バドワイザー、クアーズ、ハイネケンくらいならあるんじゃないか。その三つならバドワイザーが好、、、、、いや、待て。発音に自信がない。最も簡単な発音のハイネケンだ!!間違いない!!)
この間、約0.5秒。
お、通じたし、ハイネケンがあった!!
通路を挟んだ向こう側の席に台湾人の社員がいて、こちらを気にかけてくれていたが、僕には必要ない。
なぜなら、僕は英語ができるから。(得意げだが、実はごく簡単な会話しかできないw)
満足感に浸りながら、ハイネケンを飲む。
しかし、その一分後、僕は驚くことになる。
後ろの席に若い日本人女性が三人座っていた。
彼女たちはどうやら英語がわからないらしい。
CAさんは女性たちが喋っている言葉から日本人だと悟り、だったら日本のビールだろうと考えたんだろう。
ホスピタリティ溢れる素晴らしい対応だ。
後からよく思い出してみると、僕が一瞬、銘柄のことを考えているときに、CAさんが『We have~』と言って、銘柄を挙げようとしてくれていた気がする。
(僕は他の社員と切り離されて一人で座っていたから、どこの国の人かわからなかったんだろう)
僕のようにちょっとだけ英語を知っているからといって、使いたがる日本人は多いと思う。
それに、海外だから(まだ空の上だけど)英語で問いかけられたら英語で答えなければならないと思ってしまうのも無理はない。(と自己弁護)
まあ、思い込みは良くないってことだ。
そんなエピソードがもう一つある。
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俺、英語喋れるし2
二日日の朝、朝食をとった後、出発まで少し時間があったからホテルの部屋でくつろいでいた。
ピンポーン!!
部屋の中に呼び出しのチャイムが鳴り響いた。
僕はベッドから飛び降り、ドアののぞき穴から廊下の様子を窺った。
現地の人らしい顔立ちの女性が立っていた。
彼女の服装と、タオルが入っているワゴンから察するに、清掃のスタッフらしい。
そう思いながら、僕はドアを開けた。
・・・思い込みとはかくも恐ろしいものだ。
彼女が現地の人っぽい容姿だったから、台湾語を喋っているものだと僕は思い込んだ。
もちろん、彼女の発音は完璧だったわけではないが、ちゃんと聞き取ろうという気があれば、一回目で理解できたはずだ。
しかし、僕の思い込み+早とちりで、耳に入っているが、聞いていないという状況が生まれた。
【人は見たいものを見、聞きたいものを聞く】
という言葉を思い出す。
偏見や先入観、妙な思い込みを捨てなければ真理は見えてこない。
・・・・・と、カッコ良くまとめてみたんだが、いかがだろうか(笑)
しかし、その日、九份でも同じような思い込みでミスを犯すことになる…。
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