台湾旅行記、最終回 ~台湾で感じたこと、知ったこと~
台湾旅行記も最終回となりました。
今回は旅の途中で感じたこと、気づいたことをメインで紹介します。
ご存知のこともあると思いますが、「へぇ~」という感じでご覧ください。
なお、誤りがありましたら遠慮なくご指摘ください。(笑)
目次
秋なのにジメジメと暑い
11月だというのに、夜でもTシャツで大丈夫な気温です。
僕は上着(長袖)を着ていったのですが、結局羽織ったのは飛行機の中と九份で雨に降られたときだけでした。
昼は直射日光が強い上に、湿度が高いせいで汗がジワリと出てきます。
現地の人によると、夏はこんなもんじゃないということですから、真夏に行かれる方は日焼け止め必携です。
原チャリがやたらと多い、そして運転が荒い!!
原動機付自転車、いわゆる原チャリが多いです。
いや、滅茶苦茶多いです。
大阪で言うところの自転車のような感覚でしょうか。
話には聞いていましたが、実際に見るとやはり「やたら多いな~」という印象を受けます。
しかも、体感で7割以上の原チャリドライバーが『攻めた』運転をします。
車と車の間をバンバンすり抜けていくし、車線変更を自由自在にする(ウィンカーなし)ので、見ていて怖いくらいです。
と率直な感想を述べた僕に対し、台湾旅行の経験がある専務が
と教えてくれた数分後に、原チャリ同士の事故を目撃しました。
車線変更時に接触して転倒したようですが、二人ともすぐに立ち上がっていたので、どうやら大事には至らなかったみたいです。
それを見ながら
という会話(?)が交わされたことは言うまでもありません。
台湾の歩行者用信号機(都市部だけかも)
歩行者用信号機にはもれなく残りの秒数が出ていました。(青のとき)
動画がありました。
「日本にもたまにあるよね」と思っていましたが、大阪にあるのは赤の待ち時間が残り何秒なのか示したものでしたね。
出典:http://blog.goo.ne.jp/biragoyan/e/8115519d101547f5f477132d5cbd4bd6
大阪人は『いらち』(すぐにイライラする、気の短い、せっかちの意)が多いので、こういうものをつけたんでしょうか。(笑)
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日本語が結構通じる
日本人観光客が多いからなんでしょうけど、大体どこでも日本語が通じます。
通じないところでも英語が喋れれば、何とかなります。(英語喋れる台湾人が多いです)
しかし、両方喋れない人もいますので、そのときは台湾語か北京語で何とかするしかありません。
台湾滞在中、一度だけ、そんな事態に出くわしました。
本当は『酒店』(ホテルの意)に帰ると言いたかったんですが、発音が怪しかったので、ホテルと日本語(英語?)で言いました(笑)
【回】は日本語での『フイ』に似た発音です。簡単だから覚えていました。
(この言い方が合っているかは知りませんけど)
大学のとき、僕は第二外国語で中国語(北京語)を履修していましたから、二言だけ理解できましたが、それ以外は全然でした。
もちろんですが、台湾語に関しては全くダメでした。
街並みが古い
場所によっては狭くて改修工事ができないので、中だけリフォームして使っているということがあるそうです。
また、日本のように頻繁に地震が発生しないからという理由もあるらしいですね。
地下鉄の駅内が広い
空間を贅沢に使っていると感じました。
ラッシュ時は便利でしょうけど、平日の昼間は人が多くないので、空間を無駄遣いしているような気になります。
でも、それは日本の駅に慣れているからそう思うのかもしれませんね。
台北の規模
台北市 推計人口 約270万人(271.7997キロ平方メートル)
2015年1月
大阪市 推計人口 約270万人(2,698,024人:221.30キロ平方メートル)
2015年9月
これを見ると、大体、大阪市と同じような規模感と考えてよさそうです。
人口だけ見ると、実は首都である台北よりも多い市が3つあります。
(新北市 397万人、高雄市 278万人、台中市 272万人)
匂い、臭い(におい)
『八角』という香辛料が使われている料理は、台湾初上陸の僕にとって結構キツイものでした。
元々、薬膳系の料理が苦手なので、香辛料が効きすぎている料理には苦労するだろうなと思ってはいました。
実際、初日に食べた『魯肉飯(ルーローハン)』を美味しいと感じませんでした。
いや、正直に言うと『まずい』と思いました。
http://blog.livedoor.jp/xak27/archives/2006-09.html
しかし、これは恐らく慣れの問題もあると思います。
というのも、魯肉飯を「美味しい」と言いながら食べていたのは、アジア圏の国をよく旅行している三人だったからです。
日本では使わない香辛料が入っている料理に、免疫があったんですね。
ちなみに、腸が人一倍デリケートな僕は初日の夜に、腹を下しました。(汚い話ですみません)
逆に日本の料理は外国人にとってどうなんだろうと思った僕は台湾人の社員に訊いてみました。
「日本に初めて来たとき、料理をどう感じたか」と。
すると、日本の食事は全体的に『しょっぱい』そうです。
塩や醤油で味付けをするからなんでしょうね。
言われてみれば、台湾の料理は全体的に甘みがあったような気がします。
小籠包を食べた店、『鼎泰豊』(ディンタイフォン)に置いていた醤油も甘口でした。
ただ、これに関しては福岡出身の僕としては懐かしい味でしたけど。
(※九州地方の醤油は基本的に甘口。原材料に砂糖が含まれているため)
台湾のお金
台湾のお金は『元(げん)』です。
中華人民共和国の『元』と同じ漢字ですが、別の通貨です。
しかし、『ニュー台湾ドル(NTD)』『新台幣(シンタイビー)』や『圓(ユェン)』とも書かれますし、また口語では『塊(クァイ)』と呼ばれることもあります。
呼び名は違っても全部同じです。
200元札はレアらしいです。日本の二千円札みたいなもんらしいですよ
昔の日本では円を『圓』と書いていましたし、台湾のお札にもそう書いているので、ちょっとややこしいですね。
しかも『ドル』なのに『元』ですし。
政治的な事情もあるのかもしれませんが、ちょっと不思議ですし、初めての旅行者は混乱しそうです。
ちなみに、僕が行って日本円を交換したとき(2015年11月8日)のレートは、1元=約3.76円でした。
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台湾のレジ袋
日本のレジ袋より厚みがありました。
日本の技術が優れているからか、とも思ったのですが、よく考えたらそのくらいの技術を台湾が導入していないわけないですよね。
ちょっと前に、こんな自撮りが流行ったのも、日本のように薄くないからでしょう。
(※リンク先、セクシー注意)
http://rocketnews24.com/2015/08/31/626376/
後から聞いたんですが、台湾のコンビニってレジ袋有料なんですね。
何も聞かれなかったんで知りませんでしたが、実はお会計に含まれていたんでしょうか。
もしかしたら有料だから、あまり枚数が出ないし、そんなに薄くする必要はないということなんでしょうかね。
(知っている人いたら教えてください。)
それとは関係ないんですが、以前Twitterで話題になった台湾のお弁当が斜めにならないレジ袋です。
台湾のセブンイレブンにあった、お弁当が斜めにならないレジ袋が画期的!日本にも導入してほしい! pic.twitter.com/YwYquTXL2J
— はるぱかX@3日目東2S40a (@harupaca) 2015, 6月 6
台湾のレシート
台湾のレシートには、購入した商品と無関係の番号がふられています。
これは台北101でもらったレシートですが、上方に【ST93476214】という番号が記載されています。
これ、台湾の宝くじのようなものらしいです。
外国人にもチャンスがあるようで、パスポートと当選レシートを台湾の郵便局に持っていくと引き換えできるそうです。
で、このレシートの裏面に、抽選日と引き換え期間が記されています。
次回の抽選日は、1月25日です。
最も高額な当選金額は、1000万元(約3760万円)だそうですよ。
このことを僕はたまたまテレビで見て知っていたのでレシートは捨てずに持ち帰ってきました。(笑)
ちなみに、これは脱税を防ぐための制度らしいですよ。
レシートを発行してくれと必ずお客さんに言われるので、ちょろまかしができなくなるんですね。
※もし、僕のレシートの番号が特別賞に当選していたら、そっとしといてください。(これが「捕らぬ狸の皮算用」かww)
まとめ
日本からとても近い国ですが、色々と違う部分もあって楽しめました。
台湾人の社員がガイドをしてくれたので、大きなトラブルがなかったということもあるかもしれませんが。
僕はまた是非ともプライベートで行きたいと思います。
夏の台北はヒートアイランド現象もあって、かなり暑いようなのでそこは避けたいですね。
台湾、「再見」!!
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