【犯罪被害体験談】ガチの犯罪被害に遭いました。 ~追伸、僕は元気です。【引ったくり】
本当にお恥ずかしい話なのですが、2016年8月30日未明、犯罪被害に遭いました。
(これを書いている5時間ほど前の話です)
先に言っておきますが、当方、38歳男性、会社員です。
どんな被害に遭ったかというと、
【引ったくり】
です。
2014年の警察庁調べでは、引ったくり被害者の9割が女性だそうです。
なまじそれを知っていただけに、自分がそんな被害に遭うなんて思っていませんでした。
『まさか自分が…』
というのは、こういった犯罪に巻き込まれた人がよく言う言葉らしいですが、正に今、僕はそういう状態です。
引ったくりに遭う前の状況
8月29日の深夜(8月30日未明)のことです。
言われてもいないのに勝手に残業し、遅くなったので徒歩で帰宅しておりました。
(当方、こう見えましても部長という役職をいただいておりまして、出退勤の時間は割と自由がききます)
本名も会社名も公表しておりますので、いまさら個人情報がダダ漏れなのは最早どうでもいいのですが、会社は大阪市中央区本町です。
そこから、何とか歩いて帰れる距離ということで、大体どの辺かおわかりいただけると思います。
たまに終電を逃したときは、日頃の運動不足を解消する意味もあり、歩いて帰っておりました。
好きこのんで残業していますので、交通費を会社に請求するわけにもいかず、とはいえ決して裕福ではないのでタクシーなど使えません。
というより、実はただの貧乏性なのですが。
引ったくりに遭った状況
それはさておき、被害の状況です。
普段は大通り沿いを歩いて帰るのですが、今日は家から500mほどに近づいた時点で、そこを逸れました。
ちょうど目の前の信号が赤になったので、家も近いし、少し早めに大通りから住宅ゾーンに入ったわけです。
この界隈には10年くらい住んでいるので、その道路も勝手知ったる庭という感じで歩いていました。
そして、次の角を右に曲がりました。
やや薄暗くなり、人通りがほとんどなくなりました。
なぜそのルートを通ったのかはわかりませんが、あまり意味はなかったように思えます。
ちょうど、今後の仕事の段取りを考えていたから、何となくという感じだったはずです。
と、そのときでした。
右手が急に引っ張られる感覚があり、何事かと思いました。
次の瞬間、僕の目に映ったのは、スクーターらしきバイクの後部座席で、僕のバッグ2つを持った男の姿でした。
一瞬、何が起こったのか僕にはわかりませんでした。
ほんのコンマ何秒か呆然としました。
犯人の男(以下、犯人)は、フルフェイスヘルメットを被り、白い半透明の雨合羽を着ていました。
勢い良く僕の右手から引っこ抜いたので、バイクの後部座席に乗った犯人の右側にバッグがある状態です。
次の刹那、バイクが急加速しました。
僕は我に返り、それを追いかけて、走り出しました。
バイクは次の角を左へ曲がり、直進します。
僕は、「おい!」「待て!」と言いながら、それを追いかけました。
そのまま100m以上全力疾走しましたが、バイクに追いつくわけもなく、逃げられました。
大声で呼びかけながら走る僕を、犯人は嘲笑っていたことでしょう。
そう思うと、悔しさが増します。
今思えば、盗られた瞬間、左手に持っていた傘を投げつけてやればよかったと思うのですが、ナンバープレートを確認するのが精いっぱいでした。
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犯人の特徴
スクーター二人乗り。
前述の通り、後部座席に乗っていた男(体格から)はフルフェイスヘルメットを被り、白い半透明の雨合羽を着ていました。
運転手は角度が悪かったこともあり、見えませんでした。
ナンバープレートは【285】もしくは【2685】という番号が見えた気がします。
プレートの下地は白だったはずなので、原付ではなかったように思いますが、確証はありません。
これは警察にも伝えています。
逆に言うと、犯人の特徴はこれくらいしかわかりませんでした。
咄嗟のことだったということもありますが、追いかけるのに精いっぱいでした。
警察でも聞かれましたが、バイクの接近には全く気づきませんでした。
「手慣れた犯人ならライトを消して、被害者の手前から惰性で近づき、盗ってから急加速で逃げる」
という話を警察の方から聞きました。
さもありなんと思いましたが、今更知っても、後の祭りです。
なぜ、引ったくりに遭ったのか
なぜ引ったくりに遭ったのかというと、
【油断】
その一言に尽きると思います。
自分で言うのも残念なのを承知でいいますが、当方、昔から治安のよろしくないところに慣れております。
10代の頃は一部ネットで有名な修羅の国、北九州(筑豊寄り)で育ち、
【悪そうな奴は大体友達】
状態で過ごしておりました。
(誇張が入っています。僕は不良ではありませんでしたし、喧嘩弱いです、笑)
大学は長閑な田舎でしたが、卒業後は大阪に来て、かの有名な西成やミナミ界隈に通算10年以上住んでいます。
ですから、日頃から治安の悪さに慣れっこになっていたのです。
また、加齢のせいもあると思います。
というのも、以前は外を歩いているとき、常に注意を払っていたのに、今は気づけば考え事をしながら「ボ~」っと歩いている始末です。
昔のように行動にも思考にも『キレ』がなくなっていると感じていた矢先のことですので、余計にそう思います。
そんな感じで深夜に歩いていた僕は、犯人たちから非常に無防備に見えたのだと思います。
また、冒頭でも申し上げましたが、
【まさか自分が】
と無意識に、根拠もなく思っていたこともあります。
【被害届受理証明のお知らせの紙】南警察署だってバレてますが、この際どうでもいいです。
盗られたもの
◆手提げのビジネスバッグ(茶色、革)
中身:長財布、小銭入れ、システム手帳、モバイルバッテリー、名刺入れ、折り畳み傘、会社の書類、商品パンフレット、文房具など
※重要書類は入っていなかったことが不幸中の幸いです
※携帯電話と鍵はポケットに入れていたので無事
財布の中身:お金、運転免許証、キャッシュカード、健康保険証、クレジットカード、診察券、各種会員証、お守り
※通勤定期券と会社ビルの入館カードは胸ポケットに入れていたので無事
◆小バッグ(黒、布)
中身:空のお弁当箱と箸箱
返してほしいもの
◆盗ったもの全部(とりわけ嫁からプレゼントされた財布と、予定がびっしり詰まったシステム手帳)
◆睡眠時間
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大変、お恥ずかしい話です
普段、社内では身体を鍛えていると吹聴して回り、若い社員に筋トレを勧めるという、絵に描いたようなマッチョ思想かつウザい中年の僕が、『引ったくり』に遭うなんてお恥ずかしい限りです。
(とはいえ、大してマッチョではありません、笑)
しかし、恥を忍んで、それを晒しているのも、注意を喚起するためです。
日本は相対的に治安が良いとはいえ、やはり犯罪はゼロにはなっていません。
僕のように不意に犯罪に巻き込まれることもありますから、十分に気をつけてください。
まあ、僕ほど不用意な方もあまりいらっしゃらないんでしょうが。
最後に
ネタにでもしないと、やってられません。
そんな気分です。
警察署の廊下で被害届の作成を待っていたときに、ツイートしています。
警察署なう。
まさかの犯罪被害に遭った僕、38歳男性。#被害届作成待ち#ツイートしてる場合じゃない— 杉成就(杉尾成行:ウェブ参謀)#流し目 (@Jouju_Sugi) 2016年8月29日
ちなみに、ケガ等はありませんでしたので、ご心配なく。
でも、心の傷は負いました。
特に、プライドが傷つきました。
最後の最後に
『で、いくら盗られたの?』って?
まあ、具体的な金額は差し控えますが、諭吉は数名、いや、もう少しいました。
それから、一葉さんが一名と、英世さんも数名いました。
なぜなら、弊社の給料日は25日です。
また、Google Adsenseの支払いは20~22日です。
だから、普段より少し多く…。
後はわかるな?
最後に悪態すみません。
くそっ、マジ金返せ。
いや、金も返せ。
(ネタです。あしからず。↓↓↓↓↓)
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